Linuxボード開発基本パッケージ
はじめに
産業用とに特化した御社向け専用Linuxボードを開発します。 開発 ~ ボード100台納品までをワンパッケージ化した「開発基本パッケージ」をご用意しました。
概要
- 特徴
- 耐環境性を考慮し、基板を防湿/防塵コーティング
- LAN、RS-232C、RS422A/485、フォトカプラ絶縁したI/Oを装備
- 電源はDC 9V~24V入力
- 動作温度範囲は -20~60℃
- CPUはi.Mx6 Solo 800MHz
- 国内大手EMS会社で製造
トータルの部材調達力を活かして、装置としても提供可能です - 開発資産を活用し、短納期・低価格でご提供します
- 年間約1万枚の基盤コーティング実績がございます
- 開発基本パッケージ
- ハードウェア開発
- ソフトウェア開発:Linux(デバイスドライバ含む)
- 試作ボード:3台(Linux搭載)
- 環境・信頼性試験(弊社指定の3項目)
- 量産初期費用
- 量産ボード:100台(Linux搭載)
- 納期:約6ヵ月(試作:約3ヵ月、量産製造3ヵ月)
Linuxボード基本仕様
機能 | 仕様 | ||
---|---|---|---|
1 | MPU | 品名 | i.Mx6 Solo(Freescale社製) |
動作クロック | 800MHz | ||
MPUコア | ARM Cortex-A9 | ||
2 | 外部メモリ | DDR3 | 1GByte 256Mb x 16bit x 2個 |
NAND Flash | 1GByte 1Gb x 8bit | ||
SDメモリカード | マイクロSDカードコネクタ実装(メモリカード用) | ||
3 | LAN | Ethernet 10/100Base-T | 1ch(RJ45) 外部PHY接続 |
4 | シリアル通信 | RS-232 | 1CH(D-Sub9) |
1CH(D-Sub9)※コンソールとしても使用 | |||
RS-422/485 | 1ch(端子台) ※切替可能 | ||
5 | JTAG | デバッグ用JTAGコネクタ | |
6 | RTC | 1ch CPU内蔵(2次電池バックアップ、2週間) | |
7 | フォトカプラ絶縁IO | 入力:4ch、出力:4ch | |
8 | GPIO | 汎用入出力:8ch | |
9 | 表示LED | 電源状態 | 1ch 電源オンで点灯 |
10 | 電源 | ACアダプタ | 入力100~240V AC50/60Hz 出力DC12V/2A |
DC入力 | DC9V~24V | ||
11 | 動作温度範囲 | -20℃~+60℃(90%以下 結露なきこと) | |
12 | 基板コーティング | 防湿/防塵 | |
13 | 基板寸法 | ※部品レイアウト決定後に提示 |
- 本パッケージを基に開発仕様(内容)をご相談させて頂きます。
- 仕様変更、追加がない場合:本パッケージの価格がそのまま適用されます。
- 仕様変更・追加がある場合:本パッケージにプラスでカスタム費用が発生する場合がございます。
- 基板寸法は、受注後、部品レイアウト打合せ時に決定させて頂く予定です。基板は8層です。
- 試作ボード完成後に部品やレイアウト変更、CPU-DDR3間の配置変更が発生した場合は、別途費用が発生します。
- 試作ボードはコーティングなしとさせて頂きます。
- 試作ボード単体で、「温湿度、ショート/オープン、DC変動」の3項目の環境・信頼試験を実施します。
試験項目や動作環境にご要求等がある場合は、事前にお知らせください。
ご相談の上、対応を協議させて頂きます。 - 納品物は以下の通りとなります。
- 試作ボード3台 ※ジャンパー対応品の場合がございます。
- 量産ボード100台。 集合梱包で納品します。
- ハードウェア開発仕様書。
- ハードウェア設計データ一式。
- Linuxソフトウェア(ドライバ含む)一式。
- Linuxボード簡易操作マニュアル。
- 部品購入はMOQを想定しております。製造終息時の部品手配(数量・価格)については、別途ご相談となります。 また、製造終了後の余剰部品のうち、専用部品はお引取りをお願いします。
■本基板のCPU、メモリ構成は変更せず、必要なI/Oだけのせたカスタムボードをご提供します。
◆カタログは こちら から。
※本記載内容につきましては、予告なしに変更する場合がございますので、予https://www.cht.co.jp/wp-content/uploads/2021/04/Linux-PKG.pdfめご了承ください。