没頭できる
職場環境を
意識的に作る
医療システム事業部 事業部長
丸川 和之
「自社パッケージ」
への挑戦
我々の事業部は自社パッケージ商品である医療系システムの販売と、ソフトウエア受託開発の二事業を展開しています。医療系パッケージというのはまだ始動から5年ほどの、まさにスタートアップ事業。私は新卒で入社してずっとこの会社にいますが、長年、受託開発をメインとしているなかで、創業者の田口も代表も、もちろん私もですが、自分たちの事業で完結する“自社パッケージ”が欲しい、という想いは強かったんです。そのひとつが循環器のパッケージシステム。まだ挑戦が始まったばかりのこの事業を強固なものにし、売上を増大していきたいというのが差し当たっての目標ですね。まだ小さな事業ではありますが、将来性がありますし、自分たちの会社名を掲げて販売できるシステムはなかなかありませんから、やりがいも大きいです。
多岐にわたる業務、
必要なのは柔軟性
新入社員の方が入社してから、この循環器システムを扱うようになるのは先の話。まずはソフトウエアの受託開発をお願いすることになるはずです。やらなくてはならないこと、やるべきことはたくさんありますし、業務も多岐にわたります。お客様のご要望によってやることは全く違いますし、「これ」と型が決まっているものがないので、新鮮で刺激を受けることも多いでしょう。
何か業務が用意してあるというより、お客様から次々に要望が下りてくるので、それに対して最善のご提案をするというイメージ。したがって器用さや柔軟性がある方は向いていると思います。また、さまざまな角度の要望に根気強く向き合える方、好奇心・興味を持って挑める方であれば、やりがいを持って働けるはずです。
没頭できる
環境づくり
部下とのコミュニケーションにおいて注意しているのは、「目的」と「役割」を明確にしてあげることですね。これはプロジェクトの大小に関わりません。そこの部分だけはっきりとしたら、あとはある程度個々人に任せています。
もうひとつ気をつけているのは、「没頭させてあげる」ということ。ソフトウエアの開発現場では、集中力が最も大事だと思っているんです。割り込みが入れば当然、そこで集中力が切れてしまうんですよね。ゾーンに入ってガリガリプログラムを書ける状態、そこまで最短距離で行かせてあげたいと思うので、話しかける場合もタイミングを見極めるようにしています。
「とりあえずやってみっか!」が大事
時代の変化によって考え方や価値観は変わってくるのでしょうけど、私もソフトウエア開発をずっとやってきたので、悩みや課題もよく理解できるんです。部下を「没頭させてあげる」というのも自身の経験から考えるようになったこと。勤務時間の多くを、社員一人ひとりに任せるという形になり、自分の采配でスケジュールを決定していけますから、必然的に責任感や優先順位の付け方も身についてきますね。
お客様のご依頼次第ですから仕事を選ぶことはできませんし、正直な話、進めていた作業が突然変わることもある。だからこそ、そういった変化も気楽に捉えられる人を求めます。プログラミングスキルの有無よりも、好奇心や探求心のほうが遥かに重要ではないかな、と思います。知らないことや、やったことがない技術、不得意なことにも挑戦していこうとする人、「とりあえずやってみっか!」というモチベーションの方であれば、活躍の場はいくらでもありますし、自分自身でわかるほど成長をしていけると思います。
医療システム事業部
事業部長
1990年入社
丸川 和之
趣味は家事。また健康維持のためのウォーキングや読書も趣味のひとつ。座右の銘は「自助努力」。現在、少数精鋭で事業運営しているため、個々の業務の幅はかなり広い。そのため、この「自助努力」を念頭に日々の業務にあたっている。